海外の競馬記事を訳していくブログ

誤訳などあればコメントにて。括弧書きの文章は力不足で訳せなかったものです。。。

フリントシャー、今年初戦のマンハッタンステークスを楽勝

引用元:

www.bloodhorse.com


ジュドモントファーム生産、世界を股にかけて活躍しているフリントシャー(Flintshire)が、2着のアイロニカス(Ironicus)に1 3/4馬身差をつけて、マンハッタンSで輝かしい勝利を収めた。

ダンシリ(Dansili)を父に持つこの6歳馬は、単勝人気1.4倍という圧倒的人気を集め、ウィディーンアー・ターフコース(註: ベルモント競馬場の芝コースの愛称)の1 1/4マイルを1:58.92で駆け抜けた。

グランドティト(Grand Tito)がゲート内で立ち上がったことで発走が遅れた。レースではワールドアプルーヴァル(World Approval)、ディヴィジデロ(Divisidero)、グランドティト、アイロニカスが形成する先頭集団の後ろにフリントシャーがつける展開となった。ワールドアプルーヴァルとグランドティトが引っ張る形で直線に入ったが、フリントシャーはそれをあっさりと捉え切った。

フリントシャーはこれまで香港・フランス・アメリカのGIレースを制し、ドバイやイギリスのレースでも上位入賞を果たしている。これが2016年最初のレース、そしてチャド・ブラウン厩舎に転厩してから初めてのレースだった。

これでフリントシャーは20戦6勝、そして2着10回である。獲得賞金も810万ドルを超えた。

2015年、サラトガ競馬場で行われたソードダンサー国際Sで勝利を収めていたが、その後の凱旋門賞香港ヴァーズでは2着が続いていた。

「私の厩舎に来た時、彼は素晴らしい状態でした。私たちの調教プログラムを試したところ彼は適応し、そこから調子が落ちることはありませんでした。今日の走りで、2000mに距離短縮しても問題ないことを彼は証明しました。彼はとても賢いですし、すぐトップスピードに乗せられますし、毎日調教しても大丈夫なほどタフです」

ブラウン調教師は、フリントシャーの今年の最大目標をブリーダーズカップターフとした。

「今後の予定はまだあまり決めていません。ただ、今年のゴールは年末のサンタアニタになるでしょう。そこに至るまでいろいろな道が考えられます。

彼のこれまでのレースリプレイを見てから、彼には大きな信頼を寄せています」騎乗したカステリャーノ騎手は言った。「彼は本当に強い馬です。この国のトップの馬とやらせても勝ち負けできるでしょう」


2着10回という戦績から一部で人気のフリントシャーですが、復帰戦となったマンハッタンSはまさに楽勝でした。

アメリカに転厩していたのは知りませんでした。これからはアメリカのレース中心に使っていくのでしょうか。凱旋門賞2年連続2着の実績があるので、個人的には今年も出走して欲しいのですが。。。