海外の競馬記事を訳していくブログ

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マカヒキ、日本ダービーの接戦を制する

引用元

www.racingpost.com


東京競馬場に駆けつけた14万人もの観客が見守る中、マカヒキがサトノダイヤモンドとの接戦を制し、日本のクラシック競争の頂点である東京優駿(日本ダービー)を勝利した。

皐月賞の上位3頭と同じ顔ぶれがこの4.3億円のイベントの上位を占めたが、今回は着順が入れ替わった。2.5倍の人気だった皐月賞覇者のディーマジェスティは3着だった。

上位3頭はいずれも伝説的な三冠馬ディープインパクトの息子である。彼はマカヒキと同じ勝負服で、2005年に東京優駿を制した。二頭は共に金子真人オーナーの持ち馬だ。

皐月賞で2着だったマカヒキは、このレースでは3倍の人気だった。スムーズにスタートを決めて中団に取り付くと、直線では馬群を縫って追い出した。

直線始めでは馬群の中に取り込まれてしまったが、残り300m地点で進路を見つけ、そこから末脚を爆発させた。サトノダイヤモンドとはハナ差、ディーマジェスティーはその後ろだった。

「狭い進路を見つけてからは、本当によく伸びてくれました」ダービーを始めて勝利した川田将雅騎手はレース後に語った。

「決勝線を越えた瞬間、どちらが勝ったかはわかりませんでしたが、写真判定の結果が上がってきた時は、喜びが胸から溢れ出してきました」


最強世代と呼ばれた馬たちの頂点を決める戦い、日本ダービーはマカヒキの勝利で幕を閉じました。

思えばロードクエストから始まり、エアスピネル・リオンディーズ・サトノダイヤモンド・マカヒキ、そしてディーマジェスティと、次々に最強馬候補が出てくる、とても見ごたえのあった世代だと思います。

ここもまた新たな真打が出てくるのかななんて思っていたのですが、皐月賞の上位5頭がそのまま掲示板を独占する形でした。力のある者が力をフルに発揮する、クライマックスに相応しいレースになったと思います。

この後はそれぞれの路線に散っていくと思います。マカヒキは凱旋門賞に行くのでしょうか? 個人的には、パワーのいる馬場は苦手なタイプだと思うのですが。。。 ディーマジェスティの方が、血統的にもチャンスあるかも。

何にせよ、それぞれの路線で活躍することを祈っています。願わくば、この5強での再戦が見たいなぁ。。。