タイムテスト、ブリガディア・ジェラルドを制しエイシンヒカリと激突へ
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タイムテスト(Time Test)がブリガディア・ジェラルドS(GIII)をを制した後、ロジャー・チャールトン調教師の目は、日本のスーパースター・エイシンヒカリを見据えていた。
ライアンムーアの手により、タイムテストは最後方から一気に先頭まで追い込み、このコースのスペシャリストであるウェスタンヒム(Western Hymn)を首差制した。
4 1/2馬身離れた3着にスコティッシュ(Scottish)、1.25倍の圧倒的人気だったインティラーク(Intilaaq)は離れた6着だった。
タイムテストはロイヤルアスコットで開催されるクイーンアンS(GI)とプリンスオブウェールズS(GI)に登録されているが、ロジャー・チャールトン調教師は距離適性を見て後者に出走させたい考えだ。イスパーン賞を圧勝し2倍のオッズをつけられているエイシンヒカリが、彼を待ち構える。
タイムテストの勝利の評価はブックメーカーによって割れており、各社で4〜7倍のオッズがつけられている。
「ムーアが帰ってきて最初に言ったことは、『2000mは合う』ということだった。プリンスオブウェールズSはピッタリでしょう」とチャールトン調教師は言った。
「(He was a long way back early on but finished really well.)いいトライアルだったと思う。
この馬には本当に楽しませてもらっている。去年はアスコットで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし(註: タイムテストはアスコットで行われた昨年のターセンテナリーS(GIII)を勝利している)、また今年もやってくれると思う。
ブリーダーズCマイル(GI)に行ったのは間違いだった(註: 年末に遠征し10着)。ただ、そのおかげで彼は成長した。今はとてもリラックスした状態だ。」
チャールトン調教師は、エイシンヒカリが大変な強敵になるであろうことを認めている。「あの日本馬は衝撃的だった。本物のスーパースターかもしれない」
(以下省略)
タイムテストは現在ファウンドと並んでの二番人気となっています。
ただ、出走を決めかねている有力馬がまだ多数いるため、プリンスオブウェールズSに向けての勢力図はどんどん変わっていくと思います。
ちなみに、5/28日時点での凱旋門賞のオッズは、エイシンヒカリとポストポンドが7〜8倍で一番人気を争っている形となっています。ドゥラメンテは12倍。ドゥラメンテはほぼ確実に出走するでしょうから、今のうちに買っておいた方が得...なのかな?