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海外の競馬記事を訳していくブログ

誤訳などあればコメントにて。括弧書きの文章は力不足で訳せなかったものです。。。

クリエイター、デスティンとの競り合いを制しベルモントS制覇

引用元:

www.bloodhorse.com


ウィンスターファームとボビー・フレイ氏の共同所有馬であるクリエイター(Creator)が、ビッグ・サンディ(註: ベルモント競馬場のダートコースの愛称)の1マイル半で行われたベルモントSを制覇した。

そのタピット(Tapit)産駒の芦毛馬は、最後の1ハロンで急激に追い上げデスティン(Destin)を鼻差制し、三冠の最後の最後の一つを手中に収めた。クリエイターはアーカンソーダービーを制覇していたものの、その後のケンタッキーダービーでは13着だった。これがアスムッセン調教師にとって初のベルモントS制覇となる。

「最高の気分です。(The great thing about racing—you can have a bad day, a bad week, a bad month. They don't put you behind the gates. They put you up even and give you a chance to prove yourself.)」

クリエイターと同厩舎のゲティスバーグ(Gettysburg)(ベルモントSのために転厩し、この後はトッド・プレッチャー調教師のもとに戻る予定である)がペースを作り、最初の6ハロンは24.09、48.48、1:13.38という早い流れだった。デスティンは道中2番手につけ、最後のコーナーで先頭に立ちスパートをかけた。クリエイターは最初のコーナーでは11番手だったが、1マイル通過後に6番手にまで押し上げ、最後の直線に向かった。

クリエイターとラニがデスティンに迫り、結局クリエイターが僅差デスティンを捉えた。タイムは2:28.51だった。

「とてもタフなレースでした」デスティン調教師はゴールした瞬間の写真を見てこう言った。

ラニは3着になり、その1 1/2馬身後ろでガバナーマリブ(Governor Malibu)が4着に入った。

「イラド騎手が完璧に導いてくれました。1ヤードだけ短い距離を走って、1インチの差で勝ちました。大きな違いを作ってくれました」アスムッセン調教師は言った。

クリエイターは一度、ガバナーマリブとストラディヴァリ(Stradivari)の間に押し込められ進路を失ったかに見えたが、そこから二頭を間に割って入って進路を見つけ出した。

「彼は落ち着いていました。進路が開けると、そこから走り始めました」オーティス騎手は言った。

人気のエグザジャレイター(Exaggerator)はケンタッキーダービープリークネスSと同様、6番手でペースについていったが、直線では伸びを見せることはできず、鞍上のケント・デザーモも最後の1ハロンは追うことをやめ、11着に敗れた。

「上手くいくよう祈っていました。馬はずっと行きたがっていて、私の言うことを聞きませんでした」

イグザジャレイターの調教師のキース・デザーモは、クリエイターが伸びあぐねた理由を見つけられないでいたようだった。

「三冠レースを皆勤した疲れが出たのかもしれません。帰って調子を見ます。引き上げてきたときには息切れしているようには見えませんでした。敗戦の理由はわかりません。これから分析します」

2歳戦を除いて6戦目のクリエイターだが、これまで10戦して3勝2着4回・GI2勝の成績を残している。獲得賞金は150万ドル以上で、ベルモントSの三日前に権利を取得したフレイ氏にとっては、これ以上ない買い時だっただろう。

「毎年そうしているように、今年も15から20人の人々をベルモントSに連れて行きました。私はアメリカ(America)問いう牝馬を持っていましたが、先月引退させたので、所有馬がいない状況でした。来客たちには楽しんでもらいたかったので、馬を買うことにしたのです」


ベルモントステークスは7番人気のクリエイターの勝利で幕を閉じました。ケンタッキーダービーの敗戦から、プリークネスSには出走させず立て直してきました。

一方のエグザジャレイターですが、11着と惨敗してしまいました。タフなレースを過密スケジュールで戦っているアメリカ三冠ですが、それを全て参加したことで見えない疲れが出てきていたのでしょうか。

日本のラニは、直線で見せ場十分の3着に健闘しました。お世辞にもダート路線のレベルが高いとは言えない日本の馬でアメリカのGIレースで3着に入ったことは、歴史に残る快挙だと思います。タフな馬ですが、この夏はゆっくり休養して、秋以降の戦いに備えてほしいものです。