フランケルが初年度リーディングサイアーの最有力候補に
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出走した5頭中4頭がデビュー勝ちを収めたのを受けて、RaceBets社はフランケルを初年度リーディングサイアーの賭けの一番人気とした。
その4頭は、ジョン・ゴスデン厩舎のクンコ(Cunco)、リチャード・ファイー厩舎のクイーンカインドリー(Queen Kindly)、ロジャー・チャールトン厩舎のフェアエヴァ(Fair Eva)とマーク・ジョンストン厩舎のフランクース(Frankuus)だ。
RaceBets社のジョセフ・バルケ氏はこう述べた。「2月に2倍のオッズでオファーしていましたが、他にも15頭の種牡馬がデビューするのを受けて、4月に6倍に引き上げました。クンコが勝利するまではずっと6倍のままでしたが、そこから3.5倍に引き下げました。
そこから、フェアエヴァが勝利した時に2倍、フランクースが勝った時には1.6倍としました。
唯一勝つことのできなかったマジョリス(Majoris)も、すぐに勝ち上がることができるのは誰の目にも明らかです。イギリスが誇る現代の怪物の第二の馬生にとって、これ以上ないスタートでしょう」
もうフランケルの子供がレースを走る時期になりました。マイル〜中距離で異常な強さを見せた不世出の怪物ですが、その強さを引き継ぐ馬は現れるのでしょうか。
フランケルの血統を見たのですが、ガリレオxディンヒルという競馬界を席巻する血を併せ持ち、しかも自身もノーザンダンサーの3x4を持っていることから、配合相手には結構難儀しそうな気はします。記事に名前が挙がっていたクンコはディンヒルの3x3でした。
さて、初年度リーディングサイアー争いですが、名前に連ねられている中には、現役時代フランケルにボコボコにされていたエクセレブレーション(Excelebration)もいます。第二ラウンドで逆転はなるのでしょうか。