海外の競馬記事を訳していくブログ

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トップマイラー・モーリス、安田記念でまさかの敗戦

引用元:

www.racingpost.com


世界的なトップマイラーの一頭・モーリスが、安田記念(GI)で前を走るロゴタイプを捉えることができず、まさかの敗北を喫した。

GI・5勝目と8連勝を上げることが有力視されていたモーリスは、スタートから激しく掛かっていた。トミー・ベリー騎手が懸命に手綱を引っ張ったものの、勝ち馬の手前の二番手まで上がってしまった。

ロゴタイプが馬場の悪い内側を進む中、モーリスは直線に入りスパートをかけた。しかし、それを捉えることができずさらに差が広がり、結局ロゴタイプが1 1/4馬身差の勝利を収めた。

ライアン・ムーアから乗り替わったベリー騎手は、ペースの遅さを敗因に挙げた。「思ったよりもペースが遅く、折り合いに苦労してしまった。それでも2着に入ったのはよくやってくれたと思う」

モーリスと小差での3着にはフィエロが入った。一方で、ドバイターフ勝者のリアルスティールはレースに参加することができず、ただ一頭に勝っただけの11着だった。

「GI馬としてのロゴタイプをどうしたら復活させられるかをずっと考えてきました。今日までロゴタイプが頑張ってきたことが結果につながったと思います。本当に嬉しいです」ロゴタイプの田中調教師は言った。

田辺裕信騎手とずっと戦略を練ってきました。チャンスがあれば逃げを打とうという意見で一致しました。展開はロゴタイプにとって追い風になり、ゴール寸前では興奮のあまり立ち上がってしまいました。」


今年の安田記念は、モーリスがまさかの敗戦・8番人気のロゴタイプが3年ぶりの勝利という波乱の結末となりました。

モーリスは、まぁ負けるとしたらここだったなぁという気がします(後付けですが)。臨戦過程も悪いですし、現在の日本のマイル路線はかなり層が厚いと思いますから。今回の敗戦で評価を落とすものではないと思います。

一方のロゴタイプは、田辺騎手の好騎乗もあるものの、勝ち運に見放されていただけで近年を実力を示し続けていたわけですから、展開が向けばこれは妥当な結果だと思います。個人的な感想では、競馬を見始めた2014年時点でロゴタイプは善戦マンなイメージがあったので、ここに来てまさか勝つシーンを観れるとは思いませんでした。

リアルスティールは...... 絶対にマイラーじゃないと思うんだけどなぁ。菊花賞で示した通り、長距離向きだと思います。この一戦で騎手や馬を責めるのは少し酷かなと。。。