海外の競馬記事を訳していくブログ

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ポストポンド、コロネーションカップを手中に収める

引用元:

www.racingpost.com


中距離界のトップホースの一頭であるポストポンドが、ダービーデイに行われたコロネーションカップで鮮烈な勝利を決めた。

女傑・ファウンドとローズバーグを打ち倒し、これでGIは3勝目、連勝記録はさらに伸びることになった。

昨年のキングジョージ&クイーンエリザベス2世Sの勝ち馬であるポストポンドは、前走である3月に行われたドバイシーマクラシックで勝利を収め、このコロネーションカップは1.5倍の人気だった。

ブリーダーズCゴールデンホーンを破ったファウンドだったが、勝ち馬からは4 1/2馬身離された。

「彼は本当にいいサラブレッドです。どんな競馬場でも力を発揮してくれます。彼に乗ることができて本当に良かった」とアッゼニ騎手は言った。

アッゼニはオーナーに頼んでポストポンドに乗り続けるチャンスを得た。「転厩してから本当に強くなりました。他の人が何を言ってるのか知りませんが、これはロジャー調教師とスタッフのおかげです。来年のシーマクラシックもこの馬で行きたいです」

ヴァリアン調教師はこう付け加えた。「ポストポンドは多才な馬です。バランスも良く、アスリートとして完璧です。胸を張ってキングジョージに向かえます」

一方、二着に敗れたファウンドはプリンスオブウェールズSに出走予定がある。アイダン・オブライエン調教師は出走可否を判断中だという。

「彼女にはとても満足しています。走るのがとても好きなようです。ライアンによると、ペースがスローすぎたみたいです。

彼女にはスローよりも平均ペースのほうが合っています。速い馬場も問題ありません」

昨年のセントレジャーS勝ち馬のシンプルヴァース(Simple Verse)は4着だった。彼女もアスコットへの出走予定があるが、キングジョージも選択肢の中にある。

ラルフ・ベケット調教師はこう言った。「最後の7ハロンだけのレースでした。前半はまったく速くなく、仕掛けを早くせざるをえませんでした。

そのことを考慮に入れれば、悪くない走りだったかもしれません。彼女の状態を見極めてから、次走を決めたいと思います。ただ、このレースはハードではありませんでした。次にどこに行こうとも問題ないでしょう」


非常に強い競馬でポストポンドがGI3勝目をあげました。

スローからの直線勝負では右に出る者はいないかもしれません。凱旋門賞もこのような展開になることが多いと思うので、ポストポンドは最有力候補になるのではないでしょうか。

次走は連覇をかけてキングジョージということになりそうです。連覇となればスウェイン以来18年ぶりとなります。

敗れたファウンド・シンプルヴァースも、中1週未満でのアスコット参戦の可能性が報じられていますが、なかなか日本のGI馬のローテーションとしては考えられない感じです。ヨーロッパの馬は日本に比べてタフなのでしょうか。。。